実体験です。
10年以上前の小学低学年の頃、長野の親戚の家に遊びに来ていた時になります。
その際、七曲がりを登ったところに用事があったかで、行きと帰りに七曲がりを通った時がありました。
行きで通る際、親戚の方から七曲がりの一本松が、曰く付きで心霊スポットとなっていると説明され、帰りに通る際に動画を撮ろうということになりました。
そして帰りの七曲がり。
私はDSを使って動画を撮っていました。何も映らないなと、一本松を通り過ぎようとした時です。
一本松を横切る際、白い影が一緒に通り過ぎたのをDSの画面越しに確認したのです。
その瞬間、両肩にズーンとした重みを感じて気分も悪くなってしまいました。
怖くなり、その場で動画を消したのですが、肩の重みと気持ち悪さは何も変わらずにいました。
このような状態になっているのは私だけで、この後に昼食を食べにラーメン屋に寄ろうという話になりました。
七曲がりを下って少し走ったところのラーメン屋に寄った記憶があります。
その場でも肩の重さ、気分共に変わらず嫌な気持ちでラーメンを食べたか、残した記憶です。
変化があったのはこの後です。
ラーメン屋を出た瞬間でした。
一気に解放されたように肩の重さ、気分共に軽くなったのです。
そのままラーメン屋を後にしましたが今思うと、私はそこにナニかを置いてきたのでしょうか。
心霊スポットからは寄り道をしてから家に帰った方がいい。これは昔から聞かされていましたが、それを実感できた日になりました。
ちなみにそのラーメン屋は、七曲がりを下ってそんなに走らないところにあり、昼食を済ませた覚えが今でもあります。
ですが、いくら探してもそのラーメン屋らしきお店は見つけることができません。
10年以上経っても鮮明に覚えている、心霊体験です。