実際に行った人が語る「長生炭鉱(ちょうせいたんこう)」の心霊体験

長生炭鉱とは、山口県宇部市にあるその他の心霊スポットです。

長生炭鉱で体験した驚愕の心霊体験談3件、衝撃の動画1本を公開中!この場所で語られる恐怖の真相とは?

長生炭鉱 - 全国心霊マップの画像 全国心霊マップで見てみる

更新日:2025/03/02

長生炭鉱の地図

長生炭鉱は「〒755-0151 山口県宇部市大字西岐波大沢東4362−2」にあります。詳しい場所はGoogleマップを参考にしてみてください。

※私有地に無断で入ると不法侵入になるのでご注意ください。建物や空き家は山口県、または宇部市が管理している場合があります。

長生炭鉱の心霊体験談

長生炭鉱で本当に起きた恐怖の体験談です。ただの怖い話とは違う実話ならではのリアルな恐怖を感じるはずです。

潜水調査員が見たもの

長生炭鉱で起きた怖い話1話目

2025年03月02日に投稿されました

長生炭鉱は1942年の水没事故で183人もの命が奪われた場所だ。坑道は海底へと続いており、今も多くの遺骨が眠っている。近年、遺骨調査を目的とした潜水調査が行われているが、その作業に関わったダイバーの一人が「決して語ってはならない」と口を閉ざした出来事があった。

その日、彼は3人のチームで調査をしていた。潜水艇からダイブし長生炭鉱の海底坑道へ進む。ヘッドライトの光を頼りに泥と鉄錆に覆われた構造物を慎重に確認していた。

しばらくすると彼の耳に「ゴン…ゴン…ゴン…」と遠くで何かを叩くような音が聞こえてきた。

「…先に誰かいるのか?」

無線で仲間に尋ねたが誰もそんな音は聞いていないという。

彼は慎重に先へ進んだ。坑道の壁には当時の作業員が書いたらしい手彫りの文字がいくつも刻まれていた。泥に覆われていたため詳細は読めなかったが、「命」「水」「母」などの文字がかすかに浮かび上がっていた。

その時だった。

突然、彼の酸素ゲージが急激に減り始めた。

「…?おかしい、漏れてるのか?」

慌ててバルブを確認するが異常はない。しかし次の瞬間、彼の視界の隅に何かが映った。

真っ白な手が坑道の奥からこちらを掴もうとしていたのだ。

驚いてライトを向けたがそこには何もいない。だがヘルメットのバイザー越しに何かの影が水の中をゆっくりと漂っているのが見えた。

「…誰かいるのか?」

恐る恐る声を出した瞬間、無線が突然「ザザッ…ザザ…」と異常音を発し「…た…す…け…て…」というかすれた声が聞こえてきた。

彼は急いで引き返し仲間と合流したが、無線の記録には何も残っていなかった。

地上へ戻った後、彼はこの話を誰にも語ろうとしなかった。ただ彼の仲間はこう語る。

「あの日以来、あいつは水の中に入ることを極端に恐れるようになった。まるであの場所に『本物の何か』を見てしまったかのように。」

白いヘルメット

長生炭鉱で起きた怖い話2話目

2025年02月22日に投稿されました

長生炭鉱は1945年の坑内火災事故によって閉鎖されたことは有名だ。今では炭鉱の一部が残るのみでかつての賑わいを想像することは難しい。

ある夏の夜、僕と友人二人は長生炭鉱跡を訪れた。心霊スポットとしても有名で「坑道から今も助けを求める声が聞こえる」といった噂を聞いていた。興味本位で来たものの、実際に訪れてみると想像以上の不気味さに言葉を失った。

坑口跡の前には錆びた柵があり、その向こうには草に覆われた暗闇が広がっている。風もないのに周囲の木々がざわざわと揺れているように感じた。

「誰か、行ってみるか?」

友人の一人が冗談めかして言ったが誰も返事をしなかった。

その時――。

坑道の奥から「カン…カン…カン…」という規則的な音が聞こえてきた。

金属を何かで叩くような音。まるで作業中の鉱夫がツルハシで岩を砕いているような音だった。

「……こんな時間に?」

誰もが息を呑んだ。炭鉱はとうの昔に閉鎖されているはずだ。誰かが入り込んでいる可能性も考えたが、この時間に?何のために?

次の瞬間、僕は坑口の奥に白いヘルメットをかぶった人影を見た。

薄暗い坑道の中にぼんやりと浮かぶ白いヘルメット。しかしそれをかぶっているはずの顔が見えない。ヘルメットの下は黒い影のようになっていて、表情どころか人なのかどうかすら分からなかった。

「おい…あれ、見えてるか?」

友人に尋ねると彼らも固まったようにそれを見つめていた。

その時、ヘルメットの影がゆっくりとこちらに向かって歩き出した。

足音はしない。だが確実にこちらに近づいてくる。

恐怖で体が動かない。気づけば影はすぐ目の前まで来ていた。

そして――僕の耳元で、かすれた声が囁いた。

「おまえも、こっちに来るんだよな……?」

その瞬間、体が弾かれたように動き僕たちは一目散に逃げた。後ろを振り返る余裕はなかった。ただ耳の奥でまだあの「カン…カン…」という音が響いている気がした。

長生炭鉱跡に響く助けを求める声

長生炭鉱で起きた怖い話3話目

2025年01月25日に投稿されました

これは僕が数年前、福岡県の長生炭鉱跡を訪れたときの体験談です。

長生炭鉱はかつて炭鉱事故によって多くの犠牲者を出した場所として知られています。今でも亡くなった炭鉱労働者たちの霊がさまよっているとの噂が絶えず、地元では肝試しスポットとしても有名です。その場所に友人2人と深夜に探索に行くことにしました。

炭鉱跡に近づくと周囲は異様な静けさに包まれていました。古びた入口のゲートが暗闇の中にぼんやりと浮かび上がっていました。足を踏み入れると、ひんやりとした空気が身体を包み込みます。

すると遠くのほうから「カツン…カツン…」とまるで鉱夫の靴音のような音が響いてきました。

「なあ、やっぱり帰ろうぜ…」

友人の一人が不安そうに言いましたが、怯える彼を説得し僕たちは奥へと進みました。

暗闇の中、僕たちは懐中電灯の光を頼りに歩き続け、やがて炭鉱の採掘場跡にたどり着きました。壁には古びたツルハシや工具の跡が残っており、かつての炭鉱の賑わいが思い起こされるようでした。しかしその場を離れようとしたとき、突然うしろから「助けてくれ…」というかすれた声が聞こえたのです。

「聞いたか…?」

誰かが囁くと同時に足元の土がズブズブと沈むような感覚がしました。恐る恐る下を見ると足元の影の中から手のようなものが伸びてくるのが見えました。僕たちは悲鳴を上げ慌てて出口に向かって走り出しました。

走りながら背後を振り返るとそこには真っ黒な影のような人影が何体もこちらをじっと見つめていたのです。その姿はまるで炭鉱事故で逃げ遅れた労働者たちが今もなお助けを求めているかのようでした。

なんとか外に逃げ出し後ろを振り返ると、炭鉱跡の入り口にはヘルメットをかぶった男がじっとこちらを見つめていました。僕たちは恐怖にかられそのまま車を飛ばして逃げ帰りました。

あの日、炭鉱跡で見たものが現実だったのかそれとも僕たち3人が見た幻覚だったのか…もう確かめる勇気はありません。

・長生炭鉱 - 全国心霊マップ

↑全国心霊マップでは長生炭鉱のウワサやレビューなどより詳しく紹介しています。

長生炭鉱の心スポ探索動画

心霊ユーチューバーさんが撮影した長生炭鉱の探索動画です。実際に行くのは危ないけど興味はあるという方はぜひ動画で楽しんでください。

【旧長生炭鉱】水没事故から83年…海底に眠る遺骨を求めた潜水調査の記録

KRY山口放送ニュース公式チャンネルさんの長生炭鉱探索動画です。

長生炭鉱の周辺にある心スポ

都道府県別の心スポ