最近知りましたが、丸病、すでに取り壊されてるんですね。
自分が胆試しに丸病行ったんは、今から20年前かな?
取り壊される少し前になりますね。
バリケードはしてたけど、簡単に入れた記憶があります。
1階から最上階まで一通り回って、やっぱり怖かったのは2階やったかな?手術室。
「廃墟で心霊スポットやから、いろんな先客、ヤンキーに荒らされてるはずや」って恐怖心を誤魔化して行ってみたら、手術室だけはめっちゃそのまま。
手術部位に当てる、天井から吊り下げてる照明、メスとか鉗子なんかの器具も「誰か手入れしました?」くらいに、今すぐでも使えそうに手入れされた状態になってて、胆試ししてたメンバー(4人)全員同時に「帰ろ!」って声そろった。
(最近テレビで、手術室の外階段から入り込んでくる少女の霊、放送してましたね。そこです)
ちなみに、この時点で全員ビビってたので、帰りは屋内通らずに夜明けも近いし、外階段から帰ろう!となりました。
2階から1階までの、たった少しの外階段で遭遇したもの。
それは、ドッキリ番組で出てきそうなくらい、仕込みか!?と思うくらいの量が散りばめられたカルテでした。
自分は、それらカルテも「先客のドッキリ仕込みやろー」と思って書かれている患者のお名前、病名など不謹慎にも読み上げてました。
が、一緒に胆試しに来ていた医者の卵(今は立派な医者になってます)が、「このカルテ、マジものやわ」
この一言で、全員ダッシュで車に戻り、近くのガストで興奮覚めるまでドリンクバーのコーヒーを飲みまくりました。
自分にとっては、これが最初で最後の心霊スポットで胆試しでした。
これを見た方、40のおっさんが言うてる独り言と思ってもらってもかまいません。
丸病に胆試しへ行った4人、医者や公務員、大手企業に勤めて結婚後、優雅な専業主婦など、普通に暮らしてます。
でも、あの日、丸病で体験した胆試しの中で、外階段で発見したカルテ集合体、最後に読み上げた方のカルテで氏名、年齢、性別は全員はっきり覚えてるのに、病名だけ全く思い出せないんです。
うる覚えですが、医者の卵が「このカルテ、マジものやわ」と発言した患者さんのカルテです。
好奇心旺盛な若い方たち、自分たちのように不思議な体験を経験するのも〇だと思います。
でも、体験することで、何か×なことがあっても後悔しないよう、覚悟をもって歩んでください。