鍋山の湯の殺人事件から1年しないうちに心霊スポット巡りをしたときに、友達4人で車でゆっくり進行してたら左手にデカデカとした注意書きの看板がありまして、その注意書きの文章が凄く怖かったので、写真を撮ったのですが、
その時後部座席に座っていた友達が悲鳴をあげて
「後ろにガウン着た女の人が立ってた、、」
と言い出しまして、
見間違いだろうと皆んなで宥め合いながら進んで行きました、
その当時私たちは蛇ん湯と鍋山の湯の場所が分かっておらず二股の道をどっちに行けば良いか分からず、適当に右に行こうと、本当に適当に決めてUターンが出来そうにない道を進んで行きました。
私たちはそんなに怖くなければ温泉も見てみたいなぁ、ぐらいの気持ちで行ったのですが、そこで左手に花や飲料いっぱいの献花台があるのを発見してしまったのです、
それを見た瞬間にここが殺人現場だったのか、と感じてしまい皆んな温泉どころじゃなく気分が落ち込んでしまい帰ろうとしたのですがUターンが出来ないので一旦広めの所まで進みました、
そうしていると鍋山の湯の駐車場に出まして、鍋山の湯の入り口は当時金網の扉?があったような気がします、
そこに大分県警察の看板がありまして、
事件の捜査中の為立入禁止
と書いてあったかと思います、
当時まだ犯人が捕まっていなかった事と、献花台を見た事もあり感じたことのない恐怖、血の気が引いたのを覚えています、そして誰も車外に降りずにUターンしました、
しかしそのまま帰ると夢見が悪いと思い少し山を登れば十文字原があるので(そこも心霊スポットなのですが)夜景でも観て帰ろうと提案しました。
夜景スポットを眺めながら、
そこで私が写真を撮ったのを思い出しました、幽霊なんて映ってないだろうと思いながら確認してみるとそこには、
看板の右側に大きな顔、左から覗くような少年っぽい顔、
何より怖かったのは看板の右下にあった、ハッキリとわかる顎の下が無い女性の顔が写っていました、
その写真は友達に見せたあと、気分が悪くなったのですぐに消し、帰宅しました。
そして数日後にアパートの非常階段で、時間まで覚えています、鍋山の湯に行った友達と22時に電話で話していた時、
私「あそこ怖かったよな〜温泉の、」
友達「ん?どこやっけ??」
と気の抜けた返答が返ってきたので
私「どこって、鍋山の湯っちゃ!」
と、私が地名を言った瞬間友達の声が聞こえなくなり砂嵐のようなザーザー音が鳴りました、
時間にして1秒程だったかと思います、
私は恐怖心を抑えつつ
私「、、もしもし?」
と声をかけたところ、友達の声がちゃんと聞こえてきました
私「お前、受話器の所フーフーしたやろ!、砂嵐みたいな音してめっちゃ怖かったんやけど!!」
友達はそんなイタズラをする奴ではないのですか、何とか心霊現象を否定したい気持ちで問いかけました、そしたら
友達「ん??何々?こっち何も聞こえんかったよ???」
と言われ、全力でアパートの部屋に帰ったの昨日のように覚えています。
その後も金縛りやらラップ音やら学校の友達に幽霊が移ったり凄かったのですが、長くなったのでここで失礼します。
長文失礼致しました。